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築54年の建物調査を行いました

コラム

1968年に建てられたRC造5階建ての建物の調査に行ってきました。
いつ、どのような内容で改修工事や大規模修繕工事が為されてきたか、
履歴が良くわからないと聞かされていた建物です。

今後、最長で20年間、当該建物を使用し続けるのに必要な修繕工事の内容、
その費用などを知りたいとの趣旨によるご依頼でした。

図面や報告書などに書いてある難解な建築情報でも、
一級建築士などの専門家は容易に解明、理解することができます

新築時の建築確認申請図面とその関連資料の一部、
これまで施工した改修工事や大規模修繕時の図面・資料の一部、
さらに数年前に行った建物劣化調査報告書が保存されていました。

それらの資料を整理しながら査読し、
修繕工事等の履歴を点から線にと結び付ける作業を行いました。
一つひとつの工事内容を簡潔に纏め上げ、
現在の建物状態を推測も交えてご説明いたしました。

特に、構造的に安全で安定した状態が維持されていることは、
直近の建物劣化調査、耐震診断書、耐震工事報告書などの資料で、
把握できたことをお伝えしました。

現存資料からの修繕履歴の推測

図面に書かれた線および設備記号などから、
どういう材料を使い、どういった内容の工事が実施されたか、
理解把握したり推測したりすることが可能です。

修繕工事の図面作成日などから工事実施時期を推測したり、
現況図や工事報告書なども一つの点の情報として整理します。
これらの点情報を推測も交えながら線にして繋いでいくと、
修繕工事の履歴書として使える立派な情報に変わっていきます。

耐震調査報告書から建物構造の基礎数値を考察

1968年に建てられた建物は旧耐震設計です。
現在の建築基準法に定める新新耐震設計に合致するよう、
耐震補強を行う必要があります。

本件建物は幸い耐震診断調査を実施し、
それに基づいた耐震補強も行われ、
耐震補強工事後の構造検証も実施している建物でした。

耐震診断時にはコンクリートの圧縮強度調査、
中性化深さ調査も行っていましたので、
その結果をお伝えし構造的に問題が無いことをご説明しました。


コンクリート圧縮強度は設計強度の1.5倍以上を発現し、
中性化はほとんど進んでいない、
非常に良好なコンクリート状態が維持されていました。

長期修繕計画の目的

長期修繕計画を作成し、
それに基づき費用を投資して計画修繕を実施する目的は、

①居住環境(事務所ビルの場合は執務環境)を、
 良好な状態に維持しあるいは向上させること

②建物の構造的な安全と資産価値を維持しあるいは向上させること

が主であることを、依頼主にご説明しました。


当該建物は今後12~15年程度、
最長でも20年の使用を想定しているとのことでしたので、
本建物の計画修繕は必要無く、
不具合が発生したときに対症療法での修繕が望ましいことを、
個人的な見解としてご説明いたしました。

必要のない工事を行わないことはSDGs活動です

工事には、解体に伴う産業廃棄物の発生、
新し建材や設備の調達で地球資源の消費が必ず発生します。

必要性の低い工事を実施しないことは、
地球環境の保護に貢献し、SDGs活動の一環となります。

さらに、工事期間中の建物内部で勤務する社員皆様の心身の負担、
近隣住民への迷惑と近隣環境の保護にも繋がることをご説明しました。

東京防水は、
必要がないと判断できる工事はご提案いたしません

東京防水は、豊富な経験と専門知識を備えた技術者が
的確かつ正確な調査を行い、公正な診断を行っています。

合理的な判断に基づき、
必要性の少ない工事をご提案することはありません。

東京23区・東京近郊の防水工事、大規模修繕工事のことなら、東京都千代田区の東京防水にお問い合わせください。

東京防水ホームページhttps://tokyobousui.com/

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コラム執筆者:一級建築士 佐藤

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