不燃材料
不燃材料は、
加熱開始後20分以上、燃焼しない、煙・ガスを出さない材料のことです。
内装制限が適用される天井、
都市部の多くの建物の屋根、軒天、外壁などは、
不燃材料を使用することが規定されています。
不燃材料は、
1.国土交通省が告示で指定する
2.国土交通省の認可を得る
の二つの方法で定められます。
1.建設省告示1400号で指定されています。
代表的なものはコンクリート、れんが、瓦、鉄鋼、ガラスなどです。
2.国土交通省が定める試験方法により試験した結果、
不燃材料としての性能が認められた材料です。
国土交通省から認定番号が与えられます。
サイディング材や塗料などは、
不燃材料の認定を個別に取得する必要があります。
一級建築士 佐藤静