コンクリート外壁、タイル外壁の剥落・落下を防ぐには?
前回のブログでタイルの浮きを修繕する工法として、
アンカーピニングエポキシ樹脂注入工法をご紹介しましたが、
これも剥落を防止する工法の一つになります。
剥落防止工法は、
構造物からコンクリート片やタイルなどの外壁材等が
剥落することを防止することを目的とした工法です。
日本コンクリート工業会が推奨する工法
1)アンカーピニング工法
2)繊維シート工法
3)外壁複合改修構工法
(アンカーピニング+繊維シート)
があります。
日本コンクリート工業会は、
コンクリート診断士に向けたテキスト内で、
剥落を防止する有効な補修工法として、
以下のような図を用いて解説しています。
これらの工法は、直接ひび割れを補修する工法ではありませんが、
コンクリートの劣化などによる第三者被害を防止する際に適用されるものです。
(参考:日本コンクリート工学会刊 コンクリート診断士テキスト)
ダイフレックス社の剥落防止工法
東京防水は、
ダイフレックス社の剥落防止工法を標準施工方法に採用し、
多くの建物で実績を重ねています。