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無足場工法=ロープアクセス工法=ブランコ工法

コラム

無足場工法とは・・

無足場工法はロープアクセス工法、ブランコ工法とも呼ばれ、
外壁の調査時や修繕時に外部足場無しで建物へ接近する方法・手段のことです。

屋上から地上にロープを下し、
そのロープを使い壁伝いに降りてきます。

 

無足場工法には丸環が必要です

 

屋上に丸環と呼ぶ金属製のリングがあれば、
特別な機械や用具を必要としません。

実施までの準備時間が短く、
段取りを組む必要がないので、ロープアクセス工法は容易に採用することができます。

 


万一、丸環が無いときには・・


パラペットに丸環に代わる治具を固定したり、
屋上にロープを縛るための固定物体があれば、
ロープアクセスを採用できることがありますのでご相談ください。

 

ロープアクセスが有利な理由

 

・金額が安い

・短工期

・準備期間が必要ない

・作業の様子を目視できる

・人的な危険性が小さい

・熟練作業員が多い=品質が高い

・比較的高い場所での作業も簡便に可能

・足場を掛けるスペースがない、狭い隣棟間隔の建物に向いた工法

 

 

大面積、複雑な形状でもOK

 

通常丸環は屋上外周に3~5m間隔で設置されています。
丸環ごとにロープを掛け替えて作業することで、建物全体をカバーできます。

また、複雑な建物形状の場合でも、
ロープを2ヵ所から掛け下すことで対応可能となります。

 

風の強い日、雨の日は休止です

 

雨の日は当然ですが、風の強い日も作業はできません。
ロープが絡まったり、風で人があおられたりする危険が高くなるからです。

地上から高い位置になるほど、風の強さは増します。
また、高いビルが多い都会ほど予期しない突風や方向感のない強い風が吹きます。

安全性を優先し、風が少しでも強い日は作業を中止します。
地上は穏やかに見えても、建物上空は風が強いことをご承知おき願います。

1日あたり、点検できる面積はどのくらい?

1回の降下で点検できる範囲は3m幅程度が標準です。
劣化度合や点検精度にもよりますが、降下スピードは毎分1m前後です。

1回降下が終わると休憩を挟みながら、ロープを整理し、屋上に昇り、
ロープ掛け替えなどの準備を整えて、次の点検降下となります。

降下する高さによりますが、打診調査の場合で、一日50㎡から100㎡が目安とお考えください。

 

費用はどのくらい掛かるのでしょうか?

外部足場を設置するよりも高くなることは有りません。

通行人や交通量により安全に係わる保安員の配置が変わってきます。
一度に作業する面積や作業内容により作業人数が変わりますし、
上から作業の安全を監視する監督者、ロープの掛け替えを補助する補助員など、
建物規模、作業内容などにより変動がございます。

 

東京の大規模修繕工事、防水工事、外装改修工事は、
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コラム執筆者:一級建築士 佐藤静

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