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屋上防水の種類 ウレタン防水とシート防水

屋上防水

「防水工事の見積をお願いしたいのですが・・。
 見積りは既に2社から貰ってまして、
 ウレタン防水とシート防水という違う種類のものです。
 二つの違いと、どちらが良い防水かも教えて貰いたいです。」

とお問い合わせがありました。

最初の改修工事であれば、
どちらを選んでも問題ありません

ウレタン防水とシート防水の特徴、長所や短所は
下のURLをクリックし過去ブログをご覧ください。

https://tokyobousui.com/%e5%b1%8b%e4%b8%8a%e9%98%b2%e6%b0%b4/%e9%98%b2%e6%b0%b4%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e6%94%b9%e4%bf%ae%e3%81%a8%e9%98%b2%e6%b0%b4%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e7%a8%ae%e9%a1%9e/
https://tokyobousui.com/%e5%b1%8b%e4%b8%8a%e9%98%b2%e6%b0%b4/%e9%98%b2%e6%b0%b4%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e6%94%b9%e4%bf%ae%e3%81%a8%e9%98%b2%e6%b0%b4%e5%b7%a5%e4%ba%8b%e3%81%ae%e7%a8%ae%e9%a1%9e/

現在の防水が新築時のもので、
今回初めて改修するのであれば、
ウレタン防水でもシート防水でも、どちらを選んでも問題ありません。

・現在の防水層の亀裂や破れなどの不良が激しいとき

・凸凹の状況が多々見受けられるとき

・防水層の下のコンクリートの状態が悪いとき

は、劣化の状況に応じて材料や工法を選ぶ必要があります。

また、現在の防水層の撤去が必要になる場合もあります。

シート防水で改修した施工事例(朝霞MM)

ウレタン防水で改修した施工事例(渋谷道玄坂ビル)

工事費はどちらが安いですか?
長持ちするのは?

工事費用は基本的には両方とも、ほぼ同じです。
工事場所の作業の難しさ、現状の劣化度、下地の不良、
などによって工事費用は高くなります。

使用できる期間もほぼ同じで、
耐用年数はどちらも15年です。

直射日光が良く当たる、気温差が激しい、降積雪がある場所や、
寒暖差の大きい山間部、塩害のある海岸沿いなどは、
防水層の劣化は進みやすくなります。

2回目以降のシート防水はお薦めしません

シート防水の改修で最も安価な工法は、
古いシートの上に新しいシートを重ねて張ることです。

シートは経年劣化により柔軟性を無くし硬くなります。
古く硬くなったシートの上に、
柔らかい新しいシートを重ね張りし続けることは、
伸縮差異による亀裂発生などの懸念がありお薦めしません。

またシート防水用のシート重量は一般的に30kg/㎡前後です。
シートを重ね続けると、屋上には相当の重量が載ることになります。

2回目の改修時に古いシートを撤去する場合、
新築時と1回目改修時のシート2層分の撤去が必要です。
その撤去費用と産業廃棄物処理費用は想像以上に高額であり、
またSDGsや持続可能社会の考えに合わない工法と考えます。

ウレタン防水は
塗り重ねが可能なことが強みです

その点、ウレタン防水は改修のたびに
何回でも重ねて塗っていくことが出来ます。

劣化したトップコートを、
3~5年程度を目安に定期的に塗り替えれば、
毎回の工事費はとても安く、
長い間防水層を健全な状態で保つことができます。

建物を長く使い続けるのであれば、
ライフサイクルコストを考えて、
メンテナンス費用が安価なウレタン防水をお薦めします。

ウレタン防水の1回あたり塗り工程は4回で、
その4回の塗りの総重量は1kg/㎡以下です。
建物への重量負荷も非常に少なくて済みます。

ウレタン防水改修工事の完了時の様子(弊社実績:大田矢口-Sビル)

東京の大規模修繕工事、防水工事、外装改修工事は、千代田区西神田の東京防水にお任せください。

コラム執筆者:一級建築士 佐藤静

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