大規模修繕工事 外壁タイルの張替え、修繕
外壁にタイルが張られている建物は、
安全で安定した状態を維持するため、
あるいは第三者への危害を防止するため、
タイルの浮き、亀裂や割れがないか定期的に調査を行い、
異常を発見したときは速やかに修繕することが重要です。
外壁タイルを修繕する場合、
悪い箇所だけを修繕する部分修繕と、
将来の危険予防を含めた全面修繕とがあります。
アンカーピニングエポキシ樹脂注入工法(部分修繕)
浮きが生じている躯体とタイルの隙間にエポキシ樹脂接着剤を注入し、
さらにアンカーピンを打ち込んでタイルを躯体に固着させます。
浮きが生じているタイルの範囲・面積が小さいときに有効な工法です。
穿孔時やアンカーピン打ち込み時は振動や騒音が生じます。
タイル部分張替え(部分修繕)
不良部分の既存タイルを剥がして新しいタイルを貼る方法です。
不良部分の面積が小さいときには経済的で有効な工法です。
既存タイルの生産が終了している場合は、
新しいタイルと既存タイルの柄や色に多少の違いが生じます。
エバーガード工法
(全面/部分修繕の両方可)
特殊専用アンカーにてタイルを躯体に固定し、
さらに塗膜強度を高めた透明度の高い樹脂でタイル面を皮膜します。
既存タイルの意匠性を保ちながら、
浮きや剥離を防止する工法です。
エフ・ネットタイル工法
(全面/部分修繕の両方可)
タイル外壁の意匠を変え、
剥落防止対策を同時に実現する工法です。
下地の形状になじみやすい3軸ポリプロピレンメッシュを使用します。
3軸ポリプロピレンメッシュネットを使用して、
壁面を一体化させて剥落を防止する工法です。
中性化を抑制する
アクリル樹脂系ポリマーセメントモルタルで表面を形成し、
塗装を行うことで新たな意匠の外壁に変えます。