防水工事金額の目安ってどのくらいですか?
防水工事の工事金額がよくわからない
「防水工事の見積を複数の会社に頼んだら、
会社によって防水種類が違うし、
見積書の書き方も各社バラバラで、
どの種類の防水が良くて
金額はどれが適当なのか全くわからない」
ウレタン防水とシート防水とは
屋上防水やベランダ防水の改修防水種類は
シート防水あるいはウレタン防水が多くの建物で採用されています。
防水工事の見積をお願いすると、
どちらかの工事内容の見積書を手にすることが多いと思います。
シート防水、ウレタン防水ともにさらに細分化した種類工法があるのですが、
それぞれの違いや特徴は過去コラムでもご紹介していますので
ここでは説明を省略します。
ウレタン防水とシート防水のどちらも、
現在の防水層と縁を切り水蒸気や熱を逃がす工法
(通気緩衝工法あるいは絶縁工法)と、
現在の防水層に直接接着させる工法(密着工法)があります。
密着工法の場合は使用するのは防水材料だけですので、
材料代も工事手間代も安く済みます。
一方通気緩衝工法や絶縁工法は防水工事を行う前に
現在の防水層との間に縁切りしたり
水蒸気を逃がすための材料を入れるため、
材料代と工事手間が二工程増えるので密着工法よりも工事費が高くなります。
その代わり防水層の信頼度は高まり、
建物躯体の振動や地震時に起こる防水層の引き裂きなどの危険を
軽減することができます。
防水工事の工事費目安
屋上面積100㎡程度の建物で、
施工する上で支障となる突起やエアコン室外機、
物置などが無い状態での目安金額をご紹介します。
屋上には階段等で容易に昇ることができるものとし
外部足場は設置しません。
1.ウレタン防水
密着工法 5,000~7,000円/㎡
通気緩衝工法 7,000~9,000円/㎡
2.シート防水
密着工法 5,000~7,000円/㎡
絶縁工法 7,000~9,000円/㎡
が弊社の目安になります。
現在の防水層の劣化が激しく下地処理が必要な場合や、
屋上に上がる方法が無いなど外部足場の設置が必要な場合など、
防水工事以外に必要となるものは別途加算になります。