大規模修繕工事費の一部を補助してくれる助成金制度があると聞いたのですが・・・?
大規模修繕工事を検討されているお客様から助成金制度に関するお問い合わせをいただきました。コロナ感染症が流行する前は、地球温暖化や持続可能社会などに貢献する工事を行う場合、工事費の一部を助成してくれる助成金制度を、国をはじめ多くの自治体が積極的に取り入れていました。現在も環境配慮型、あるいは地球温暖化対策に貢献する工事に対して、都市部の自治体は規模を縮小しながらも引き続き助成制度を続けています。
東京防水は、ご用命を賜ったお客様の該当地域で、活用できる補助金がある場合には、積極的にご支援を行っております。
助成金の申請から工事終了後に提出する書類の作成、証明書の発行提出に至るまで、誠実にお手伝いさせていただいております。
< 助成金の例(2021年12月17日現在) >
1.中央区の場合(2021年10月11日 予算額に達したため受付終了)
家庭から排出される二酸化炭素を削減するため、自然エネルギー機器や省エネルギー機器の普及を進めている東京都中央区では、屋上を塗装する際、高反射率塗料を使用することで最大100,000円の補助金の支給を行っていました。
2.世田谷区の場合(予算達成し一旦終了していた受付を9月30日に再開)
壁や窓の断熱改修、屋根の高反射率塗装、太陽光発電システムや省エネルギー機器類の設置など、環境に配慮した住宅のリフォーム(住宅リノベーション)を行う場合、その経費の一部を補助する事業を再開しています。
※新築住宅や事務所などは補助の対象外となります。
ア 外壁等の断熱改修(断熱材を使用した外壁、床及び屋根もしくは天井の改修)
イ 窓の断熱改修(二重窓、二重サッシの取付け)
ウ 窓の断熱改修(複層ガラスの取付け)
エ 屋根の断熱改修(高反射率塗装など)
オ 太陽熱ソーラーシステム、又は太陽熱温水器の設置
カ 高断熱浴槽の設置
キ 太陽光発電システムの設置【 新規 】
ク 家庭用燃料電池(エネファーム)の設置【 新規 】
「アからキ」のいずれかと併せて「ケ、コ」を行うとき
ケ 高効率給湯器の設置
コ 住宅の外壁改修
補助金額は工事経費の10%で、上限金額は合計で20万円です。
3.港区の場合(2022年2月28日まで受付 但し残り予算が少)
地球温暖化対策及びヒートアイランド対策として、建築物の屋上又は屋根に高反射率塗料等の被覆工事を実施する建築物の所有者(個人、管理組合等、法人、個人事業者)に、材料費の一部又は全部を助成しています。
(1)高反射率塗料等の材料費※2の全額
(2)助成対象面積(平方メートル)※3に2,000円を乗じた金額
(1)、(2)のいずれか低い金額
助成金額の上限は、以下の通りです。
個人:30万円
共同住宅用:100万円
事業所用:100万円
4.品川区の場合(申請受付中 但し残り予算が少)
区民の方、マンション管理組合または賃貸住宅個人オーナーの方が既存住宅について区内施工業者を利用して、環境やバリアフリーに配慮したリフォーム工事を行う場合に、工事費用の一部を助成します。
例えば、LED照明器具に変更する工事、遮熱性塗料(高反射率塗料)で屋上、外壁、ベランダなどを塗装する、あるいは窓の断熱改修、外壁・天井・床などに断熱材を施工する工事を行う場合に、最大20万円の助成金を受け取ることが出来ます。