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住宅省エネ2023補助金 

コラム

国土交通省、経済産業省、環境省の3省が連携して、
「住宅省エネ2023キャンペーン」を実施しています。

キャンペーン総合サイト
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/


① こどもエコすまい支援事業:国土交通省 事業概要

② 先進的窓リノベ事業:経済産業省    事業概要

③ 給湯省エネ事業:環境省        事業概要

それぞれの事業内容や申請手続きなど詳細情報は、
各省のHPなどをご覧ください。

1.住宅省エネを進める社会的背景

気候変動問題に対する世界の動き

2015年のパリ協定において、
『世界の平均気温の上昇を、産業革命以前に比べて2℃より十分に低く保ちつつ(2℃目標)、1.5℃に抑える努力は追及する(1.5℃努力目標)』
に世界各国は合意しました。

さらにその後、気温上昇を約1.5℃に抑えるためには、
2050年前後にCO2排出量を正味ゼロにする必要があるとされました。

日本の取り組み

我が国は地球温暖化対策の取組を加速させるため、
2020年「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。


2021年には、
「2030年度(2013年比)46%減、さらに50%の高みに向けて挑戦」
という新たな目標を掲げました。

2.住宅のリフォーム工事
  に使える制度の概要

家庭部門におけるCO2排出量を、
2030年度に2013年度比で66%削減する
という大きな目標が掲げられています。


その排出量の約5割を占める「冷暖房」と「給湯」について、
重点的に取り組むために創設された補助金事業です。

適用対象となる製品が決められていたり、
適用工事の組み合わせなどの決まりがあります。

情報量が多すぎて本コラムで詳細までご紹介するのは
少し無理がございます。
詳細は上でご案内しましたキャンペーン総合サイト、
あるいは各省のHPなどでご確認をお願いいたします。

(1)断熱性能向上、先進的窓リノベ

暖房は特に多くのエネルギーを消費し大きなCO2を排出します。
冷房よりも暖房により大きなCO2を排出します。​

冷暖房によるCO2の排出削減には、
住宅の断熱性能を高め、暖房時は、家の中の暖めた空気と熱を外に逃がさない、冷房時は、外の熱い空気や熱を家の中に入れないことが有効です。

開口部(窓、ドア)における熱の流失入は住宅全体の6~7割
に及ぶとされ大きな割合を占めます。

住宅省エネ2023キャンペーンHPより転載


断熱性能の高い住宅にリフォームしたり、
断熱性の高い開口部(窓)に替える工事に、
補助金を支給し、CO2削減につなげる事業です。

給湯給湯省エネ

石油やガスに対する依存率の高い給湯器は、
地域に寄らず家庭部門の大きなCO2排出割合を占めます。

給湯器のCO2の削減には、
古い給湯器から高効率給湯器への交換が有効です。

省エネ効果の低い古いタイプの石油やガス給湯器は安価で故障が少なく、
なかなか高価な高効率給湯器に交換が進んでいない状況があります。

高効率給湯器への交換を後押しする補助金事業です。

2.補助対象となる住宅

現在が住宅であれば、
所有、賃貸の区別はなく、
また戸建住宅、共同住宅の区別もありません。


現在が住宅以外の場合は、
リフォームで住宅へ用途を変えても対象とはなりません。

3.補助金額の上限

補助対象となる製品(メーカー、型番)が決められています。
また、複数の工事の組み合わせ方や、
重複しての申請ができなかったりなど少し複雑です。
それぞれの補助金上限の目安は以下の通りです。

・こどもエコすまい支援事業(国土交通省) 30万円/戸

・先進的窓リノベ事業(経済産業省)    200万円/戸

・給湯省エネ事業(環境省)        15万円/戸(エネファーム) 

4.申請者

申請者はリフォーム工事の依頼者(発注者)です。

建設会社は当該事業に参画するための事前手続きを行い、
登録が認められる必要があります。

多くの建設会社さんやリフォーム工事業者さんは、
補助金申請手続きに関し、何らかの協力があると思います。

住宅省エネ2023キャンペーンHPより転載

東京防水(株式会社インターコンテック)は、住宅省エネ2023キャンペーンの支援事業者(建設会社)です。

東京の大規模修繕工事、防水工事、外装修繕工事は東京防水にお任せください。

コラム執筆者:一級建築士 佐藤静

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