屋上防水工事 ウレタン防水 機械的固定工法の施工例 - 東京の大規模修繕工事、防水工事は千代田区の東京防水にお任せください

明治神宮の森にほど近い場所に建つビルの屋上防水改修工事です。
既存防水はアスファルト防水の露出工法です。

・既存アスファルトから染み出るアスファルトの影響を防ぐ

・平滑性を多少改善する

・小面積の施工

であるため機械的固定工法で改修することにしました。

機械的固定工法は既存アスファルト露出防水を撤去せず、
改質アスファルトで作られたランスロックシートを張った後、
ウレタン防水材を塗布して防水層を作っていく工法です。

ランスロックシート固定アンカーのための穿孔

 

 

 

 

ウレタン防水機械的固定工法の施工手順

 

1.高圧洗浄機で既存アスファルト露出防水の汚れを落とします

2.既存アスファルト露出防水層の上に改質アスファルト製の
  ランスロックシートを敷いていきます。

3.ランスロックシートの固定は、
  既存コンクリート床にアンカーピンで部分固定します。
  アンカーピンを取り付ける位置をドリルで穴をあけ、
  アンカーピンを打ち込んで固定します。

4.ランスロックシートをアンカーピンで固定した重ね部を
  DFメッシュテープで補強します。

ランスロックシート敷設後、DFメッシュテープで補強+馴染み用ウレタン塗り

5.ランスロックシート端末と立上りの境界部(入隅部)は、
  ランスロックキャントNとFJテープを使用して補強し、
  ウレタン防水の弱点にならないよう下地を作ります。

6.平場と立上り境界(入隅部)周辺をウレタン防水、
  立上り1層目としてウレタンを塗布します。

7.ウレタン防水立上り1層目を塗布した範囲に
  補強用メッシュを張りさらに補強します。

8.平場のウレタン塗膜1層目、立上り2層目を塗布します。

ウレタン1層目塗布後の状況

9.平場のウレタン塗膜2層目、立上り3層目を塗布します。

ウレタン2層目塗布作業中

10.2~3日の養生後、平場、立上り共にトップコートを塗布して終了です。

トップコート塗布

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ブログ執筆者:一級建築士 佐藤静