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マンション大規模修繕工事の需要予測 国土交通省の住宅宅地分科会が出している「マンション政策の現状と課題」と題する資料の中で、 築30年超のマンションは令和5年末で19…
コンクリートひび割れの補修の目的 コンクリートのひび割れはコンクリートの劣化そのものであり、 また今後、劣化がさらに進行すると構造上の不安が増すことは明白です。 ・耐久性の回復と向…
コンクリートのひび割れはなぜ起こるのか コンクリートのひび割れはなぜ起きるのでしょうか。 ・ひび割れを軽減させるための添加剤 ・ひび割れを軽減するための施工技術 は日…
マンションの老朽化問題 マンション老朽化に関する問題は、 建物所有者や居住者だけで解決できる問題ではなくなり、 社会全体の問題として注目されるようになってきました。 …
マンションの大規模修繕工事を計画されているオーナー様からのご質問でした。 「見積書に書いてある塗装の仕様が各社ばらばらで、それぞれの塗料の違いやどれを選んだら良いか全くわかりません…
屋上防水の見積をご依頼くださった賃貸マンションのオーナーからのご質問です。 管理会社の担当者が、 「大規模修繕工事と屋上防水工事は同時期に行ったほうが、結果として工事…
大規模修繕工事の他社見積に関し疑問に思われたオーナー様からこのようなご質問をお受けしました。 A:一般的には必要ありませんが、知識、技術、経験が全く無しでは高い品質は…
ALC板の特徴 ALC板は鉄骨造建物の外壁に多く使われる建材(外装材)です。 ALC板が外壁に多用される理由は、 ・防耐火構造の外壁を作りやすい ・比較的安価 ・デザ…
無足場工法とは・・ 無足場工法はロープアクセス工法、ブランコ工法とも呼ばれ、外壁の調査時や修繕時に外部足場無しで建物へ接近する方法・手段のことです。 屋上から地上にロープを下し、そ…
A:一般的な大規模修繕工事だけであれば、建築基準法上の申請や届出は必要ありません 一般的な大規模修繕工事の工事内容 通常行われている大規模修繕工事は、主…
7階建ての中規模オフィスビルで、大規模修繕工事の見積の依頼がありました。 現地調査時、ご依頼者から外壁に関する次のような質問を受けました。 「外壁の押出成形セメント板は、見た目はA…
A:工事を行うために公的な免許、 国家資格などは必要ありません 大規模修繕工事は数百万円から、時には億を超える非常に高額な工事になることがあります。 それにも拘らず、ある一定規模…
マンション(区分所有建物)の電気管・電気線、給排水管などの設備管・線は、共用部と専有部では管理者(所有権)が違います。 共用部にある設備管・線は管理組合が、専有部にある設備管・線は…
大規模修繕工事の工事内容 「大規模修繕工事とはどういう工事か、具体的な内容を教えてくださいませんか。」とご質問を受けることがあります。 建築基準法上の大規模修繕工事 建築基準法上で…
シーリング工事とは シーリング工事は、一定間隔で設けたタイルなどの伸縮目地や、サッシとタイル、サッシと躯体など異質な建材の境い目に設ける、建材を連続して仕上げるときに生まれる繋ぎ目…
不具合箇所だけ修繕すれば良いのでは? 「管理会社や工事会社さんは大規模修繕工事は重要で、定期的に工事を行うべきだと仰るのですが、壊れたり剥がれたりした箇所を修理する方法では駄目なの…
大規模修繕工事期間中は外部足場を設置しますので、何かとご不便ご迷惑をお掛けいたします。 騒音、振動や匂いなど直接的なもの、窓の外で作業していることによる心理的なご負担など、大変申し…
外部足場による生活上の支障 建物外周に仮設足場を設置します。 人・物の落下防止のためと、塗料の飛散防止のためにメッシュシートを張ります。 1.光と風の取り入れ メッシュシートは、風…
「大規模修繕工事と防水工事の建築基準法 防火・耐火塗料と内装制限」編を読んでくださった方から防火・耐火塗料に関するご質問がありました。 外壁は耐火塗料を使わなくても良いのですか? …
長期修繕計画は何が良いの? 長期間、健全な建物を保有・維持していくには、適宜、不具合箇所の機能回復や新しい機能付加が必要です。 建物の長期修繕計画を作成することで、健全維持に必要な…
駅前の人通りが多い場所に建ち、外部足場を設置することで第三者危害のリスクがある建物でした。 今回の外壁調査の目的は、建築基準法12条の定期調査報告の作成です。 外部足場を設置するこ…
「新築後、どのくらいで大規模修繕工事を行わなければなりませんか」あるいは「前回の大規模修繕工事から何年周期で工事すべきですか」と質問を受けることがあります。 国土交通省のガイドライ…
工事費用の構成 工事費用は、材料費や施工費(職人等の手間代)の直接工事費と、仮設費、安全対策費や経費(利益)などの間接工事費の合計金額です。 1.直接工事費 大規模修繕工事の直接工…
大規模修繕工事と防水工事の際に役立つ、建築物の防耐火の基準・規則を、数回のシリーズでご説明してきました。 実は塗料にも防火や耐火の仕様があります。今回はそれら防耐火塗料と内装制限に…
準防火地域や法22条地域に建つ建築物の屋根は、不燃材料で造るかまたは葺かなければならないことは、前回までのシリーズコラムの中で解説いたした通りです。 また不燃材料は建設省告示140…
木材の構造強度を強くする技術の進歩と、木材の耐火性能を向上させる技術開発が進み、4階建て以上の木造建物(耐火2時間)を建てることが可能となってきました。 共同住宅(マンション)をは…
建築基準法22条は、防火地域と準防火地域以外の市街地に関して、建物の防火性能と規制区域の指定方法を規定しています。 そして建築基準法23条では、同区域の外壁に関する防火性能を定めて…
防火構造は建築基準法第2条8号に記載があります。そしてその技術的基準は建築基準法施行令108条で規定しています。 (建築基準法第2条8号)防火構造 建築物の外壁又は軒裏の構造のうち…
準耐火建築物とする方法は2種類あります。 イ)主要構造部(柱、はり、壁、床、屋根、階段など)を準耐火構造としたもの ロ)・外壁を耐火構造とし、かつ屋根を不燃材料で造る等としたもの …
耐火建築物とは、主要構造部(柱、はり、壁、床、屋根、階段など)を耐火構造とした建物のことです。 一般的には、鉄筋コンクリート造の建築物になります。 耐火構造とは・・ 耐火構造は、ど…
大規模修繕工事や防水工事で知っておくと便利と思う建築基準法の言葉、法令、規定をシリーズで解説していきます。 何回シリーズになるかは・・・・私にもわかりません。 ブログ・コラムページ…
分譲マンションや賃貸ビルの管理会社の技術職の方から、屋上防水や外壁塗装の防耐火に関してご質問を受けることがあります。 建築士でもちょっと難解な分野です 建築基準法や建築基準法施工例…
大規模修繕工事の工事見積をご依頼下さったマンション管理組合理事長さんからのご質問でした。 「建築基準法の確認申請は必要なんですか?」 増改築がない場合や、主要構造部の改修が伴わない…
A:条件を満たせば接着剤で張ることが出来ます 大規模修繕工事のお見積りを、ご依頼くださったオーナー様からのご質問でした。 大規模修繕工事の際の外壁タイル部分張替は、接着剤で張ること…
EPはエマルションペイント(Emulsion Paint)の略で、水性の合成樹脂塗料のことを指し、AEPはアクリル樹脂のエマルションペイント(Acrylic Emulsion Pa…
SOPは合成樹脂調合ぺイントのことで、Synthetic resin Oil Paintの頭文字を取った略記号です。 国土交通省が発行している「公共建築工事標準仕様書」、建築学会発…
A:目視調査や打診調査のみでは、鉄筋コンクリート躯体の劣化、外壁タイルの接着力低下の判断が難しいときに行う調査です。 建物が相当高いあるいは規模が大きい建物、工事見積依頼前に工事内…
コンクリートの打ち放しは、コンクリート素材そのもの、無機質な仕上げを愉しむデザイン手法です。 コンクリートのひび割れ、表面劣化の補修・復旧、あるいは更なる劣化を抑制する目的として、…
(外部足場シートに掲示した「東京ビルリニューアル」は、 大規模修繕工事を専門とする東京防水と同列のブランド名です。) 前回のコラムで、外部足場仮設前の事前調査において、発見や予見が…
これまで経験したことのない、広範囲かつ甚大なタイル浮きでした 7月から大規模修繕工事を行っているRC造マンションの外壁タイル浮きの実例をご紹介します。 当該現場を管理しているのは、…
1968年に建てられたRC造5階建ての建物の調査に行ってきました。いつ、どのような内容で改修工事や大規模修繕工事が為されてきたか、履歴が良くわからないと聞かされていた建物です。 今…
A:長期修繕計画書は大凡の目安です マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するためには、適時に適切な維持修繕を行うことが必要です。 また、必要に応じて、建物及び設備の性…
マンションの大規模修繕工事の計画を進めたり工事に着手するためには、管理組合員さんの合意形成、承認を得る必要があります。組合役員さん(理事)のご苦労やご負担は、一般的に構成組合員数(…
国土交通省は2018年、マンション大規模修繕工事に関する実態を把握するアンケート調査を初めて実施しました。調査を実施する直近の3年間に行われた大規模修繕工事944事例に対してアンケ…
大規模修繕工事を検討されているお客様から助成金制度に関するお問い合わせをいただきました。コロナ感染症が流行する前は、地球温暖化や持続可能社会などに貢献する工事を行う場合、工事費の一…
建築基準法12条の定期報告制度とは 国土交通省は建築基準法12条において、建物の用途とその規模に応じて建物の劣化状況を調査し、その結果を報告させる定期報告を義務づけています。 定期…
東京防水は大規模修繕工事の際、お客様の精神的、物理的なご負担をできるだけ少なくする施工を心掛けています。 それでも工事中は何かと、お客様にご協力をお願しなければならないことも事実で…
大規模修繕工事は工事金額が高額になり、工事期間も長くなることが多い工事です。 高額な大規模修繕工事を行ったにも拘わらず、建設会社との間でトラブルが起こっては後味が良くありません。 …
屋上防水の見積のご依頼を受けた建物を調査したところ、ALC外壁や外部階段、共用廊下なども劣化が進んでいました。 「外壁にクラックが目立ち、外壁や鉄部の塗装も剥げ落ちてるところが多く…
鉄筋コンクリート造一部タイル外壁・一部塗装外壁の中規模ビル 1.屋上、ベランダの防水工事 防水は日射熱、紫外線、振動、風雨、降積雪、凍結融解などの影響で劣化し破れたり裂けたり傷つい…